カリフォルニア運転免許取得への道①～合格までのステップ

カリフォルニアに初めて来たとき、思ったより車社会でとても驚きました。電車やバス、なんだったら自転車を駆使してたいていの移動ができると思いきや、スーパーに行くにしても車があったほうが圧倒的に便利です。

ですが、日本ではペーパードライバーからくるゴールド免許保持者だった自分、初めはアメリカで運転する事に二の足を踏んだものです。

しかし今では、運転ができるようになってよかったと思います。行動の幅が広がりましたし、一人で行動できるのは自信にも繋がりました。

ここでは、これから運転免許の取得を検討してるものの取得までの流れがよくわからない、運転できるのかしらと不安に思っている方を少しでもサポートできれば幸いです。

そもそも、どこで手続きをするのか

日本では運転免許センターに行って手続きをすると思いますが、アメリカでそれにあたるのが 車両管理局 (DMV: Department of Motor Vehicles) です。カリフォルニア州の最寄りのDMV は こちら で検索できます。（’DMV Field Offices Map’ をクリックして地図上で選ぶか、’Alphabetic index of field offices’ の地名から確認）

アメリカの運転免許証の種類

州内での身分証明証に使えるものと、REAL ID アメリカ全土で使用できるものの2種類があります。

2020年9月末まではREAL ID 準拠でない運転免許証も国内線搭乗時に使用できますが、2020年10月1日以降、国内航空便に搭乗、または軍事基地や連邦施設を訪れる際の身分証明書として使用する運転免許証 / 身分証明カードはREAL ID準拠でなければならない旨、連邦政府が定めています。

そのため、これから運転免許を取得される方は、REAL ID の運転免許証の取得がおすすめです。費用面等の違いはないので、アメリカ全土で身分証として使用できるREAL ID の方がなにかと便利です。

ですので、以下、REAL ID 取得のプロセスを記載しています。

運転免許取得までのプロセス　フロー

免許取得までにする事をフローにしました。それぞれのプロセスの詳細は各フローの「こちら」をクリックしてみることができます。

筆記試験のための必要書類の準備

まず、筆記試験の受験当日に以下の書類が必要となります。

・ソーシャルセキュリティナンバー (SSN) カード

・自分の住所が証明できる郵便物 2 通

・身元証明書類：パスポートとI-94　など

SSN と郵便物は取得まで少し時間がかかる可能性がありますので、持ってない場合はまずこちらの取得手続きをするとよいと思います 。

SSN の申請方法と書類要件等については、別記事にまとめました。以下リンク先を見てみてください。

→　アメリカに来たらまずすること～ソーシャルセキュリティ

→　カリフォルニア運転免許取得への道②～筆記試験の必要書類と予約方法

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筆記試験のアポイントとり (取れれば)

オンラインで予約できれば予約してください。予約は こちら からできます。その方が待たずに済むと思います。予約できなかった、予約日がだいぶ先で困る、という方は、当日待ちますが予約なしで行くこともできます。

予約方法は、以下の記事にまとめています。

→　カリフォルニア運転免許取得への道②～筆記試験の必要書類と予約方法

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筆記試験対策

筆記試験は日本語でも受験できますが、交通ルールが日本と異なる点があるので予習必須です。

以下の記事に対策をまとめています。

→　カリフォルニア運転免許取得への道③～筆記試験対策

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筆記試験をDMV に受けに行く

①に記載の書類、プラス、37ドルを持っていきます。現金を用意したほうが無難です。予約された方でも手続きには数時間を見た方がいいと思います。

以下の別記事に当日の流れをまとめました。

→　カリフォルニア運転免許取得への道④～筆記試験当日の流れ

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筆記試験に合格したら、すぐに実技試験の申込み

筆記試験に合格すると紙を渡されるのですが、そこに申込先等の情報が載ってますので、それを基にオンラインで申込みます。予約先は こちら です。

一般的に予約が取りにくいので、筆記試験に合格したらその場でオンライン予約するといいと勧められそのようにしたのですが、数か月待ちました。

予約方法と合格しやすいDMV は、以下のブログにまとめています。

→　カリフォルニア運転免許取得への道⑤～合格しやすいDMV／実技試験の申込み

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実技試験の書類確認の手配 ＆ 実技試験対策

自分の車で試験を受ける場合、

• 車の登録証 (青い紙)
• 車の保険証 (自分の名前が被保険者 ‘Insured’ と確認できること)
• 仮免の紙

が必要です。ない場合はレンタカーで受験が可能です。

こちら に詳細をまとめています。

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実技試験

免許を持つ人と一緒にDMV に行く必要があります (受験者は仮免状態なので、同乗者同伴での運転が義務)。

試験に合格すると、免許証が数週間後に手元に郵送されます。

残念ながら不合格だった方は、再受験の申込みを行います。再受験には別途 7ドルが必要となります。

こちら に当日の流れをまとめています。

免許取得までにかかる期間

タイミングや住むエリアによりますが、シリコンバレーでは最短で 3 か月ほどかかるとみた方がよいです。混雑状況や再受験等によってはそれ以上かかります。

また、筆記試験の必要書類のひとつ SSN はアメリカに来てからでないと申請ができない書類で、申請してから手元に届くまでに数週間時間がかかります。

ですので、免許が早く必要な方は、アメリカに来てすぐに SSN を申請、届くまでの間に筆記試験対策を並行すると時間短縮になると思います。

つづく

タイトルを追加カリフォルニア運転免許取得への道⑥～実技試験の必要書類／対策

ここでは実技試験の必要書類と対策についてまとめました。

ここに至るまでの記事は以下リンクにまとめています。