エルカミノ病院での出産③

エルカミノ病院での出産③

病室に案内された後、荷ほどき(という程でもないが)をして服を着替えと入院の準備にとりかかりました。服は下着も全て取り、後ろがぐりっとあいてる服に着替え。

その後、腕に患者タグを付けました。これは、退院までつけっぱなしのもので、アレルギーがある人はアレルギータグも一緒に取り付けれす。私はそばアレルギーがあるので申告したところ、アレルギータグを一緒に取り付けられました。

余談ですが、なぜか担当のスタッフさんがつけてくれたタグがぶかぶか、するりと腕から抜けでるくらいユルユル 苦笑 これはアカンやろ!と思いつつ、落ちないように気を付けながら過ごしてました。これは、後ほど別のナースが気付いて新しいのと交換してくれました笑

その後、NST のモニター表示のための器具装着。NST とは、ノンストレステストといって、胎児の心拍数と子宮収縮をキャッチする2つの器具を装着して胎児が健康かどうかを確認するテスト。(1つは赤ちゃんの心音、もう1つは子宮収縮用)。 

違う日の写真ですが、参考までにこんな器具です↓ ピンクの紐の方が赤ちゃんの心拍数、ブルーの方が子宮収縮をはかってました。

ポータブル(ワイヤレス)のとコードありのとがあり、基本的にポータブルのをつけてました。なので妊婦さんは自由に歩き回れます。こちらが充電式なので、充電してる時だけはコードで繋がれて動くのを我慢してました(トイレに行きたい時は言えば外してくれましたので、遠慮なく言えばいいと思います。)。

前後して、点滴などのルートを取られました(出産までだったか、退院までつけっぱなしだったか忘れましたが、産後すぐ外されたような気がします)。看護師さんが片腕ずつ計2回失敗し、別の看護師さんを呼ばれ3度目の正直で成功しましたが、いつもの健康診断の採血より痛かった。。。聞くと、ここの針は他のより太いものを使ってるらしいです。

血管が細いらしく、私はいつも採血の際スタッフさん泣かせなのですが、ここでもブスブス注射を刺され幸先がよくなかったです(T . T) そして、失敗したところは青あざに。。

その後、噂の子宮ぐりぐり。

 

超ーーーーーー激痛!!!いや、マジで激痛やーーーーー!!!!!

 

正直、言葉も出なかったです・・・「拷問」という言葉がこの為にあるのか、と頭に浮かびました。。。。。看護師さんも、「ごめんね」と謝りながら申し訳なさそうに、でも容赦なくやってました。容赦なくやった方が早く終わると思うし、そこは容赦なくやってもらってよかったんでしょうね、きっと・・・

ぐりぐりしたところ子宮口が1cmしか開いてなかったので、子宮口を開く薬剤を挿入。’Cervidil’ と呼ばれる紐状のもので、紐の先に子宮口を開く薬剤がついてるそうです。

画像: Calming Waters Birth Center

これをさっきの子宮ぐりぐりと同じ要領で子宮口に入れられたのですが、これも子宮ぐりぐりと同じ要領で装着するので、超ーー激痛でした!!!

装着後は、紐の端っこがお股から出てます。これを12時間おきに交換するとの説明がありました。という事なので、ずーっとお股に違和感を感じたまま過ごしました。あとは、トイレの時にぺろっと流れていかない様に注意が必要でした。

 

ところで、誘発分娩の場合の入院から出産までの時間について、事前に主治医の先生に聞いたところ、早ければ当日の夜遅く~翌日明け方、という説明がありました。

なので、入院当日もしくは翌日が出産日(イコール赤ちゃんの誕生日)になる前提で入院日を決めたんです。

しかしながら、入院時に対応してくれた看護師さんからは「あなたは初産なのもあるし、出産まで2-3日かかると思っといて。Be patient!」という説明がなされたのです。

夫と私、「ん、どういうこと!!!!!?????」

軽くパニックになる私たち。2~3日もかかったら、赤ちゃんの誕生日もだけど夫も仕事があるし色々話が違ってきます。でも、この時はまだ「ちょっと大げさに言ってるだけでしょ~」とすぐ流したのですが、その後来たナースのドンみたいな女性彼女も同じコメントをしたことで、「これはいよいよ、2~3日かかる前提で考えなおしたほうがいいな」と思い始めたのでした。

 

結果的には翌日早朝に無事赤ちゃんが産まれたのでよかったのですが、2~3日かかる可能性もあったなら事前に知っておきたなかったな、と思ったのでした。

 

つづく