アメリカで交通事故に遭った時の経験談と、学んだこと①

アメリカで交通事故に遭った時の経験談と、学んだこと①

カリフォルニアで無事運転免許を取ったのも束の間、3 か月後に交通事故に遭うという不運に・・・

渡航早々なかなかスパイシーな経験・・

幸いケガはなかったものの、結局この事故で車は廃車になり、保険金支払いが完了するのに半年かかりました。

その間、毎回も調べて、色んな人に電話をかけてと、とても大変な経験をしました。

その時の経験から得た知見が、今後、不幸にして事故に遭った方に少しでも参考となれば、と思い、ブログにしました。

事故概要

朝の通勤時間帯、右折をしようとしていた時に右折先から車が近づいてきたのでブレーキを踏んだところ、なんと後ろから追突されるという・・・・・

もちろん人生初の交通事故。ぶつかられた時はものすごい衝撃で、頭まっしろ!!!我が家の車はこうなりました↓

左後ろがぶつかり(ぶつかられ)、リアバンパーが大きくひしげてます。トランクがばこーーん、と開いて、閉まらなくなりました。

別のアングルです↓

30% も無保険って、日本人の感覚からするとびっくりしますよね。しかも、アメリカには日本の自賠責に相当する保険はなく、任意保険のみです。こういう事情もあるのか、ヤリ逃げの話をちょくちょく聞くんです・・・

衝撃をやりすごすと同時に、まず、相手方の車が逃げてないか確認!アメリカは無保険の車が多く、一説には30% 程度もあるという話を聞き、ビビりながら周りを探します。

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幸いなことに、相手方ちゃんといました(ほっ)。

さっそく車を路肩に停めて、相手方にケガがないか心配だったので、まず見に行きました。ケガがなさそうでした。

テンパる頭で、以前、代理店の方が保険契約時に「ダッシュボードに入れておいてください」と言っていた紙があることを思い出します。そこには、

相手方と情報交換をする。

と書いてましたので、以下の情報を必ず相手方から入手しました。自分の情報も相手方に伝えました。

  • 自動車保険証(名刺サイズ)
  • 運転免許証
  • 連絡先(携帯番号、住所は最低限交換したと思います)
  • お互いの車の損害状況

他の車も自動車保険証はダッシュボードに入れてあると思いますので、名刺サイズの紙を見せられると思います。得た情報を写メで撮り、後で保険会社に送ります。

ちなみに、相手方の車の状況はこうでした↓

ほぼ無傷。マイカーとの落差がすごい。。。

絶対にその場で余計な事を言ったり、謝ってはいけない、と言われているので、気を付けながら話をします。謝ったりすると後でトラブルになる事もあるそう。

事故現場の正確な位置を把握する。

どの通りで事故が遭ったか、Google Maps の位置情報と共にその場でスクリーンショットに保存しておくとよいと思います。後で保険会社に連絡するときに必ず聞かれます。

自分の保険会社の事故受付センターに電話する。

なるべくその場で電話し、事故状況の説明をすると共に、相談を仰ぎます。Farmers Insurance に加入していたのですが、日本語の通訳の方を呼んでもらって説明をしました。

保険会社からは「警察に連絡したか」と聞かれたが、私たちは連絡しませんでした。というのも、代理店からは、「ケガ人がいないと警察は来てくれないと思う」と助言を受けたのと、事故状況が単純な追突事故という事もあり、連絡しませんでした。→この点は、警察に連絡すべきだったのか、今でもよくわかりません。

必要な事を済ませたら相手方と別れ、

自分の保険会社が提携する修理工場へ車を持っていく。

その時の注意点として、自分の車の修理は自分の保険会社提携の工場に持っていくこと、と代理店からアドバイスを受けました。

相手方保険会社が提携する修理工場に車を持っていくようオファーされる事がたまにあるそうですが、後々トラブルになる事があるそうなので止めた方がいいそうです。(詳しくはわかりませんが、責任割合が発生した場合で自分の保険を使う場合にややこしくなるそうです。)

今回は、修理工場は代理店に手配してもらいました。

夫が駆けつけてくれ、車を近くの駐車場に移動してもらったのですが、運転がかなり危なかったようで、修理工場までレッカー移動をお願いしました。この感覚は、後になって正しかった事が判明します・・・

つづく。