エルカミノ病室での出産⑤

昼食をまた糖質制限食で摂ったり、部屋のチェックをしたりスタッフさんの対応をしているうちに最初の12時間が過ぎ、cervidil 交換の時間になりました。子宮口の開き具合を確認するためまた例の子宮ぐりぐり・・・

Cervidil及び子宮ぐりぐりについては、以前のブログに書いてます。

→ エルカミノ病院での出産③

子宮口チェックしたところ、1cmしか開いてないとのこと(><) もう一回新しいCervidilを入れるとのこと。ただ、子宮口は開いてないものの陣痛は起こってるので、今あるcervidilを抜いて陣痛が弱まるのを待ってから新しいものを入れるとの事でしばし休憩。

確か、この時の陣痛は5分起きくらいで起こってた気がします。が、まだ全然耐えられるレベルでした。

陣痛が弱まった頃、まだ例のぐりぐりでcervidil を装着。この痛みは正直、二度と経験したくない痛みでした・・・これから促進剤を使った出産を控えている方を脅かすみたいですが( ﾉД`)ｼｸｼｸ…

装着後、しばらくして陣痛がまた始まってきて痛みが出てきたのですが、前回より今回の方が痛みが強く感じられました。だんだん辛くなってきたので、先ほどと同じ痛み止めを同じ量点滴してもらいました。

ですが、やはり前と比べると痛みが引いた感じがしない！

痛み止めの持続時間も短い気が！！

なので、ナースコールをしてスタッフさんを呼び「痛み止めを追加してほしい」と伝えました。そうすると、ナースの方が身体につけられたモニターのデータをチェックした後、衝撃の一言。

「まだまだお産まで時間がかかりだし、痛み止めをしないでバランスボールに乗るなり廊下を歩くなりして」

なんですとーーーーーーーー！！！！！！！

いや、主治医の先生は定期健診の時、「痛み止めがあるので、痛みは我慢しないで言ってください」と言ってたよ！！！！！

しかも、ここ、日本じゃないよ、アメリカだよ？アメリカでこんな事言われるなんて！

しかも、その後ののたまったのが、「痛みに耐えてこそお産だよ」

わたし「％＄＄％＃＾＠！＊～！！！！！！！！！」

この時人生で初めて自分の頭がブチッていう音が聞こえました。。。この時、陣痛間隔５分くらいでしたよ、本当に痛かったんですよ・・・

めちゃくちゃ暴言が出そうになったのをすんでのところで理性で抑え込み、「バランスボールをトライしてみるわーあかんかったらまたナースコールするわ」と言ってナースの方を退室させました。

すぐナースコールをすると同じスタッフさんが来る可能性があるので、一応バランスボールをトライしつつコールするタイミングを見計らってました。

ちなみ、バランスボール、確かにスタッフさんが言うだけあって、座ると痛みが和らぎました。

ですけどね、その時は本当にめちゃくちゃ痛かったので、バランスボールに乗って多少は緩和されたものの激痛に歯を食いしばりながら震えておりました・・・・・

夫、隣でなすすべなくオロオロ。。

少し時間をおいてたら痛みが結構限界に近付いてきたのもありナースコールをしましたら、違うナースが来てとりあえず一安心！

「痛みが我慢できないので痛み止めをくれ」とリクエストしました。

ナース：「痛み止めほしい？それともエピ（無痛分娩）やる？」

私：「（エピもうやっていいの！？）エピ、やるやる！！！」

ナース：「（私の勢いに押されながらモニターをチェック）まだまだお産まで時間がかかると思うから、エピ早いかも。痛み止めをトライしてみて、ダメそうだったらエピにする？」←細かいセリフは裏覚えですが、やんわりとエピを止められ、こんな感じの提案をされた気が・・・

私：「そう提案するんだったら、じゃあそうするよ。」

とまあ、こんな感じでやり取りしたのですが、ナースの方は自分の提案、という言葉にぴくっと反応し、「ちょっと待って」と部屋を退室。

しばらく経ってから、「ドクターに聞いたらエピOK出たから、エピやろう」という流れになり無事エピをする事ができました。

私の言い方もちょっとヤラしかったのかもですが、自分の責任になるのを恐れたんでしょうか。。このナースさんが結局出産→産後のお部屋移動まで対応してくれたのですが、とってもいい人だったのです。なので恨んでません笑。むしろ感謝しています！一番大事なところでとてもいいナースさんに担当して貰えてラッキーでした。お互いに気持ちよく過ごすためにも疑問、要望を伝えるのは大事だな、と思いました。

さあ、次はいよいよエピを入れます。

つづく