アメリカにビザ入国~入国審査
結婚して3年半。夫がシリコンバレーに駐在する事になり、非移民ビザでアメリカに入国したのが、2018年12月。
今までは、旅行目的で ESTA での入国のみで、初めてのビザ入国でしたが、その時審査官に質問責めに。
幸い問題もなく無事入国できましたが、入国審査の時にややこしくなると、別室に連れて行かれ、最悪入国できず送還されることもあるそうな。
実際、直接の知り合いではないですが、アメリカ入国審査の時にミスって、強制送還された話をききました(ちなみに、その人は商用での入国審査だったので、仕事のスケジュールが全てパアに・・・)
あの時うまく返事できなかったら入国手間取ってたのかなあ~、と、今になって冷や汗。
そういうこともあり、今後初めてビザ入国する方向けに、以下にポイントをまとめました。ぜひ入国審査シミュレーションされてください。
シリコンバレーで入国審査を受ける空港
直行便でアメリカ入国する場合、ほとんどの人は以下のいずれかの空港に入国すると思います(2020/3時点)。
・サンフランシスコ空港
・サンノゼ空港
ちなみに、アメリカでは、乗り継ぎ便を利用した場合、最初に到着した空港で入国審査があります。
例えば、日本からロサンゼルス乗り継ぎでサンフランシスコ or サンノゼに向かう場合、ロサンゼルス空港で入国審査を受けます。また、その時に荷物を一回ピックアップして再度ドロップオフしないといけないです。
お値段との相談ですが、アメリカに行くときは直行便のメリットが大きい印象です。
私が入国審査の時に聞かれた項目@サンフランシスコ空港
夫は一足先に渡航していたため、1人(プラス1匹)での入国審査だったのですが、以前旅行で訪問した時とは大違い!
特に、私は配偶者での入国だったからか、ビザ申請者(夫) の仕事内容をちゃんと理解しているか、めちゃくちゃ質問されました。
質問内容
入国審査のとき、検査官に質問された内容をまとめました。
・訪問の目的は? ⇒ 家族の仕事の関係で引っ越しと返事。
・配偶者の会社名は? ⇒ ビザに書いてるけど?と思いながら、返答。
・配偶者の会社の肩書は? ⇒ たまたま聞いていた内容を返答。
・配偶者の仕事内容は? ⇒ おおまかに聞いていた内容を答えました。詳しく突っ込まれたのですが、わかる範囲で返答。
・配偶者のアメリカのオフィスはどこ? ⇒ 地名を返答。
・アメリカオフィスの規模は? ⇒ わからなかったですが、大体〇人くらい、と返答でOK でした。
・アメリカオフィスに日本人は何人いる? ⇒ わからないけど、〇人くらいだと思う、の返答でOK でした。
・私はアメリカで働くのか?働かないなら何をするのか? ⇒ EAD (労働許可証) を取って働けたら働こうとは思ってましたが、ここでは ‘housewife (専業主婦)‘ と答えました。おそらくその方があらぬ疑いをかけられず、無難だと思います。
・私自身のアメリカ渡航歴は? ⇒ 今まで何回来た? いつ来た? それぞれの訪問目的は? と質問されたので、それぞれ返答。一回は語学留学だったのですが、語学留学の目的は何か?何を勉強したのか?など根掘り葉掘り質問されました。
・ 携行品は?(税関書類をもとに質問) ⇒ 特に現金、食品関係の持ち物を細かく聞かれました。ちなみに、肉類はかなり厳しく規制されています。カレールウには肉製品が含まれるので持ち込み禁止。詳しくは、在日米国大使館・領事館ホームページを確認。
対策
ビザ入国一回目は、やはり心を引き締めて入国審査に臨んだ方が、検査官の心象もいいと思います。
・なるべく家族一緒に入国する。
⇒ ベストはビザ申請者と同行で入国すると、自分への質問内容が少なくて済むかなと思います。
・ビザ申請者と別の時は、申請者の仕事内容について事前にしっかり理解する。
⇒ 諸々の事情で、ご家族別々での入国をする方は多いと思います。
偽装結婚じゃないよ、というアピールの意味でも、ちゃんと検査官に説明するとよいと思います。
・携行品に、持ち込み禁止品がないよう、いつも以上に気を付ける。
⇒ 長期渡航の方は、荷物が多くあると思います。
疑いをかけられスーツケースを開けられると大変なので、私は持ち込み禁止品をちゃんと理解していますよ、とアピールしました。
入国後の注意点
旅行計画を立てる際には注意が必要です。
・入国スタンプに書いてある期限前に一度出国し、再度入国が必要
入国したら、ビザの有効期限まではアメリカに滞在できる訳ではないです。
ちなみに、出国先は日本でなくてもいいのですが、その機会に日本に一時帰国する人は多いそうです。
これから行かれる方が問題なく無事に渡航されますように!
渡航後にまずやることを、以下にまとめましたので参考となれば幸いです。
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